晴れ間を目指して北へ日帰り遠征に行ってきました。久しぶりの富良野岳。前回来たのはいつだろう?4、5シーズンぶりのような気がします。数えるほどしか来たことはないんですが、ここ富良野岳で未だ自分が納得できる滑りをしたという記憶がない自分としては今日こそは気持ち良くテレマークターンを刻みたいところ。さてさてどうなることか?
駐車場に着いたときはガスの中だった富良野岳も高度を上げるにつれて予報通り晴れてきました。三段山、前十勝もきれいに見えます。やはりここからの景色は雄大。山岳エリアに来たなーって感じます。道央エリアとは違う雰囲気で新鮮です。
肝心な雪はというと、極上のスーパードライ羽毛パウダー!が、かったいバーンの上に10~20cm…。とにかく下地が硬くて登りでずりまくりました。こんなにずったのは初めてです。恐るべし道北。
「富良野岳はやっぱりベベルイ。ベベルイ滑んなきゃここ来た意味ないよ。」と、こうたろうさん。ということで、まず狙うはベベルイ。
この景色が見れただけでも今日は来て良かった!素晴らしい景色です。下地が柔らかければ、もう言うことなしだったんですが。
下地が硬くて登れないし上部は埋まってないので、ベベルイトップは断念。ほどよいところからドロップ。全面面ツルです。雪は極上です。下地はとても硬いです…。
またしても富良野岳に散る…。なんとかテレマークターンを刻みましたが、ガリガリにヤラれてリキミマクリデス。今日も気持ち良くなんて全く滑れませんでした。恐ろべし富良野岳。あの人にまだまだあまいねーって笑いながら優しく言われているようでした。ここに来るたび毎回自分に足りないものを気づかされるそんな気がします。
完全敗北の僕とはうらはらに、「気持ち良くはなかったねー」と、涼しい顔のこうたろうさん。傍目には普通に滑ってました。そして、僕のヤラれ具合にとても嬉しそうでした。やはりストイックジャパンで幾多の困難なツアーをこなして来た人はすごいです。力量の差をまざまざと見せつけられました。恐るべしこうたろうさん。
ぼろぼろになった自分はもう下山して温泉にでも入りたいなーって気持ちになってはいましたが、せっかくのなので北尾根を登り返してもう1本。こちらは若干下地が柔らかいところがあったりなかったり。
帰ろうと思ったらまだラインがあったので、さらに登り返してもう1本。ヤラれながらもなんだかんだ富良野岳を満喫しました。
帰りのカミホロ荘の温泉が身に染みました。ここの露天、温度も程よく最高です。

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